富士ゼロックス（株）（栗原博社長）と神奈川県南足柄市（加藤修平市長）は、平時の地域活性化と災害など有事の後方支援拠点開発を目的に「南足柄みらい創りカレッジ」を5月28日に開校する。富士ゼロックスは同カレッジにおいて、同社のコミュニケーション手法を生かした対話やプログラムを展開、住民が主体となって地域課題解決を目指す南足柄市を支援する。同カレッジは、市やその近隣地域の住民、企業や団体、大学・学生などと連携し、市内のフィールドワークや対話などを通して、産業創造、人材育成などに結びつける活動を推進するもの。2015年より「南足柄みらい創りプロジェクト」として対話会を継続的に開催し、そこから市民主体の活動テーマが複数生まれた。これらの活動で南足柄の郷土の魅力として「心と体が潤う場」という軸を見出し、「協働」「人材育成」「産業創造」「防災」という4領域のテーマを選定。市民協働によるまち創り活動、地域創生を牽引する人材育成、心と体に優しい商品メニュー開発、災害時後方支援に関する研究などを企画推進・運営する。

PJ web newsより