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紙の業界ニュース

2017/09/20

決 算

 
=紙パの第1四半期業績③=
 前号、前々号に続き、紙パ関連各社の第1四半期(2017年4~6月)決算を紹介する。以下、数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
【紙加工】
●トーモク
〔第1四半期〕
 売上高 33,656 (+10.2%)
 営業益 129 〈△356〉
 経常益 219 〈△254〉
 当期益 4 〈△415〉
〔2018年3月期予想〕
 売上高 162,000 (+6.5%)
 営業益 7,700 (+5.5%)
 経常益 8,000 (+1.7%)
 当期益 4,600 (+1.7%)
○段ボール…生産量は前年同期並み。売上高は、価格の軟調傾向により前年同期比△1.4%となったが、営業利益は、コスト削減効果もあり同+17.9%。
○住宅…売上高は前年同期比+11.4%だったが、上半期はコストが先行するという住宅事業の特性もあり、営業損益は損失計上。
○運輸倉庫…売上高は前年同期比+51.3%、営業利益は同+10.3%。
●ナカバヤシ
〔第1四半期〕
 売上高 12,895 (+3.7%)
 営業益 323 (+70.8%)
 経常益 540 (+181.5%)
 当期益 263 (+223.1%)
〔2018年3月期予想〕
 売上高 60,000 (+3.7%)
 営業益 2,800 (+8.5%)
 経常益 3,000 (+5.9%)
 当期益 1,600 (+4.9%)
 前年度に連結化した八光社の業績が寄与し、また連結子会社カグクロなどの業績も順調だったことから増収増益。経常利益は、営業外収益の増加や為替差損の減少もあり、増益幅が大きくなっている。
 セグメント別では、印刷製本関連の売上高が前年同期比+6.7%、営業損益は損失計上。ステーショナリー関連は売上高が同△6.2%、営業利益が同+110.1%。環境・オフィス関連は売上高が同+6.0%、営業利益が同+50.3%。デジタルガジェット関連は売上高が同+17.8%、営業利益が同+93.0%。ベビー・メディカル関連は売上高が同△1.8%、営業損益は前年の赤字から黒字転換した。発電関連は売上高が同△4.5%、営業利益が同△44.9%。
●朝日印刷
〔第1四半期〕
 売上高 9,458 (+2.9%)
 営業益 645 (+6.8%)
 経常益 759 (+4.5%)
 当期益 493 (+7.2%)
〔2018年3月期予想〕
 売上高 38,000 (+1.1%)
 営業益 2,540 (+2.2%)
 経常益 2,820 (+0.7%)
 当期益 1,920 (+4.0%)
 グループ内連携によりユーザー対応力を強化し、信頼関係の構築とグループ全体の企業価値向上に努めた結果、増収となり、利益面も受注量拡大に伴う変動費の増加や労務費の増加はあったが増益。
○印刷包材…医薬品市場では、OTC向け・医療用向けとも前年同期を上回り、化粧品向けも受注が増加した結果、売上高は前年同期比+3.0%
○包装システム販売…売上高は前年同期比+0.9%。
●スーパーバッグ
〔第1四半期〕
 売上高 7,836 (△2.0%)
 営業益 68 (△49.5%)
 経常益 83 (△14.8%)
 当期益 52 (△28.4%)
〔2018年3月期予想〕
 売上高 35,000 (+4.5%)
 営業益 800 (△12.9%)
 経常益 800 (±0.0%)
 当期益 550 (+1.3%)
○紙製品…主力の角底袋や手提袋の販売量減少、紙器の販売金額減少などにより、売上高は前年同期比△0.9%。セグメント利益は固定費の増加などにより同△29.4%。
○化成品…主力のレジ袋の販売量減少などにより、売上高は前年同期比△29.4%、セグメント利益は原材料価格および仕入価格の上昇などにより同△9.9%。
○その他…スーパーバッグ・ベンダー・システムを主事業として展開しており、売上高は前年同期比+2.9%、セグメント利益は販売管理費が増加したため同△27.3%。
●昭和パックス
〔第1四半期〕
 売上高 4,736 (+4.6%)
 営業益 308 (+46.1%)
 経常益 366 (+43.8%)
 当期益 253 (+54.1%)
〔2018年3月期予想〕
 売上高 20,500 (+2.6%)
 営業益 1,226 (+2.6%)
 経常益 1,332 (+2.6%)
 当期益 894 (+2.9%)
 グループ各社とも売上量を伸ばし、また利益面も原価低減により増収増益となった。
○重包装袋…売上高は前年同期比+2.8%。主力のクラフト紙袋の売上量は、米麦袋は減少したが製粉、化学薬品向けが増加し前年同期比+0.5%。子会社の九州紙工の売上量は同+4.2%、タイ昭和パックスは同+5.8%、山陰製袋工業は同+15.5%。
○フィルム製品…売上高は前年同期比+8.4%。売上量は、前年同期の低迷を脱して産業用、農業用とも増加し、前年同期比+15.0%だった。
○コンテナー…売上高は前年同期比△2.1%。ワンウェイ・フレコン「エルコン」の売上量は増加したものの、ほかは減少した。
●大石産業
〔第1四半期〕
 売上高 4,636 (+6.1%)
 営業益 388 (+28.4%)
 経常益 448 (+73.3%)
 当期益 310 (+71.4%)
〔2018年3月期予想〕
 売上高 18,500 (+7.3%)
 営業益 1,400 (+1.6%)
 経常益 1,600 (+4.3%)
 当期益 1,100 (+2.2%)
 売上高は主にPSフィルム製品の増収、パルプモウルド製品の鶏卵トレーの拡販、段ボール製品のうち大型ケース拡販などにより前年同期比+6.1%。利益は、国内の高付加価値製品の売上増加や販管費削減などにより、増益となった。
●ニッポン高度紙工業
〔第1四半期〕
 売上高 4,379 (+21.2%)
 営業益 572 (+573.8%)
 経常益 556 〈△89〉
 当期益 522 〈△92〉
〔2018年3月期予想〕
 売上高 15,700 (+4.0%)
 営業益 940 (+85.9%)
 経常益 920 (+167.1%)
 当期益 660 〈△454〉
 主力のコンデンサ用セパレータが車載、産業機器および白物家電向けで好調に推移し、増収増益となった。また当期益には、フィリピンの連結子会社での台風災害に伴う保険金1億3,500万円を特別利益として計上している。品目別の売上高は、コンデンサ用セパレータが前年同期比+24.5%、電池用セパレータが同+6.6%、パルプが同+19.0%だった。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/18号」より
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