1枚から紙を買えるネット通販 紙販売のPapermall(ペーパーモール)

  • 新規会員登録
  • ログイン
  • マイページ
  • カートを見る
商品検索

紙の業界ニュース

2017/11/24

=第44回技能五輪国際大会=早瀬真夏さんが印刷職種で敢闘賞

 アラブ首長国連邦のアブダビで10月14~19日に開催された第44回技能五輪国際大会には、日本から40職種の競技に45名が参加した。印刷職種に参加した日本代表選手の早瀬真夏さんは、残念ながらわずかの差で第4位にとどまったものの、敢闘賞が贈られた。
 技能五輪国際大会は1950年にスペインで始まった。若手技能者の育成を目的に、現在は隔年で開催されている。主催者はワールド・スキルズ・インターナショナル。日本では、中央職業能力開発協会が窓口となって代表選手を派遣している。日本の代表選手は技能五輪の国内大会を通じて選ばれるが、一部は業界団体の協力を得て選出される。
 印刷職種は日本印刷産業連合会(日印産連)が代表選考会を開催し、成績優秀者を代表候補として推薦、推薦された候補者が中央職業能力開発協会から正式に印刷職種代表選手として認められる。
 早瀬さんが所属する印刷会社は長野市の亜細亜印刷(藤森英夫社長)。作品コンテストや技能コンペの入賞歴が多い企業だが、2011年の技能五輪国際大会印刷職種に出場し見事金メダルに輝いた伊東真規子選手も同社の先輩社員。
 印刷職種の競技内容はオフセット/デジタル印刷と断裁、特色インキの作成と印刷のほか、印刷の不良発見もある。4日間にわたる競技を終えると、選手は感極まってライバルチームの選手たちとハグして健闘を称え合い、印刷職種の出場者全員で記念撮影をした。
 審査の結果、上位入賞者の順位と得点は①金=ブラジル720点、②金=フランス718点、③銅=スイス707点、④敢闘賞=日本703点、⑤同=ドイツ701点、⑥同=オーストリア700点。3~6位の4ヵ国が7点差にひしめくという大接戦であり、その意味で早瀬さんは文字通りの敢闘だった。敢闘賞は700点以上獲得した選手の中で金・銀・銅メダルを取得していない選手に贈られる。今回、日本選手団のメダル獲得数は45名中、金3、銀2、銅4、敢闘賞17だった。
 なお次回2019年大会はロシアのカザンで開催されるほか、21年大会は上海での開催が決定した。さらに23年大会開催地には名古屋が立候補している。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/20号」より
おすすめ

「紙」をお探しの際には、ぜひPapermallをご活用ください。

法人の方へ 素材のご相談
紙や機能紙、その他素材でお悩みの方は是非一度ご相談ください!
インクジェットロール
ペーパーモールでは様々な素材のインクジェットロールをご用意しています。
PaperMallでは株式会社スギノマシン協力のもと「BiNFi-s(ビンフィス)」トライアルセットを販売しております。
PaperMallでは株式会社スギノマシン協力のもと「BiNFi-s(ビンフィス)」トライアルセットを販売しております。