大王製紙は来春4月2日を目途に、四国中央市に「事業所内保育所」をオープンする。

　同保育所は、同社が保有する既存施設をリニューアルしてオープンするもので、育休から早期職場復帰を希望する社員やこれから就業しようとする女性など、子育て世代の社員に働きやすい職場環境を提供していく。内閣府が行う子育て支援制度「企業主導型保育事業」を活用した、同社グループ初の事業所内保育所として、名称は同社のベビー用紙おむつ『GOO.N』にちなみ「GOO.Nすくすくはうす」とする。いずれは一部一般利用もできるようにしていく予定で、開園後の運営状況を見ながら、段階的に一般募集を実施する。保育所の概要は次記の通り。

〔所在地〕愛媛県四国中央市村松町836－1

〔規模〕鉄筋コンクリート造2階建、敷地3,042.45㎡、延床面積307.88㎡

〔入園対象〕大王製紙および子会社従業員の子女（一般の人も一部利用可能）

〔定員〕最大47名

〔対象年齢〕生後57日目～小学校就学前

〔開園日〕日曜祝日、年末年始以外

〔保育時間〕▽基本保育：7:30～18:30▽延長保育：7:00～7:30、18:30～20:00

〔主要施設〕▽乳児・ほふく室1室21.48㎡▽保育室2室95.84㎡▽屋外遊技場347.50㎡▽幼児トイレ、調理室、医務スペースほか

〔事業委託先〕㈱マミーズファミリー（http://www.mammys-f.jp/）

＊全国保育サービス協会に加盟する全国97社（2016年度）の保育事業を営む会社の一つで、愛媛県内を中心に34ヵ所に上る保育園の運営実績がある。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future１２/１１号」より