三菱製紙はこのほど、南米のチリで三菱商事と共同運営しているForestal Tierra Chilena Limitada（＝FTC社）の土地・植林資産を、Hancock Timber Resource Groupに譲渡した。 

　FTC社は、三菱製紙と三菱商事の折半出資によって1990年に設立され、2003年から三菱製紙に製紙原料チップを供給してきた。しかし、三菱製紙はすでに、世界の主要供給国からチップの安定的調達ネットワークを確立しているため、FTC社資産の譲渡を決めたもの。

 

「page2018」に出展

　また、三菱製紙は2月7日（水）～9日（金）、東京・池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催される「page2018」（http://www.page.jagat.or.jp/）に出展する。同社の出展概要は次の通り。

〔出展場所〕展示ホールB（ブース：B35）

〔コンセプト〕Compact & Eco  もっと簡単に、もっと使いやすく～Simple & Easy!

〔主な出展製品〕

◎オフセット印刷向け…▽サーマルディジプレートシステム『TDP-750』：刷版と製版フィルム兼用で、トナーもインクも使わない完全プロセスレスのCTP/CTFシステム▽サーマルグリーンプレートシステム『MADIATH』：耐汚れ性に優れた商業印刷用サーマルCTPシステム▽バイオレットディジプレートシステム『VDP-CF3070』：水で製版処理を行うフレキシブル印刷版

◎シルクスクリーン印刷向け…▽デジタルスクリーン製版機『ScreenMeister MDS-360』：感熱ヘッド描画で直接スクリーン紗をつくるシルクスクリーン用製版機▽サーマルディジプレートシステム『TDP-750』：コンベンショナルなシルクスクリーン印刷向けに、フィルム出力セッターとしても使えるCTFシステム

◎印刷後加工向け…▽無線綴じPUR製本機『PUR-430』：環境にやさしく強粘着のPUR糊を無駄なく使い、小回りの効く製本機▽自動紙加工機（名称未定）：折り筋の自動加工機などユニークな後加工機

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future２/５号」より