リンテックの100%子会社、リンテックサインシステムは、商業施設やオフィス、ホテルなどで幅広く使用できる内装用化粧フィルム『PAROI(パロア)』のラインアップを大幅に改変し、新柄136点を追加して1月19日から全国販売を開始した。
『PAROI』は、天然素材に近い落ち着いた質感の木目柄をはじめ、多彩なデザインパターンを揃えた内装用化粧フィルム(粘着剤付)。防カビ・抗菌性能が付与され、素材の劣化が最小限に抑えられるので、長期間美しさを保つことができる。今回は、訪日客の増加および今後のさらなる伸長を見据え、日本の伝統的な「和」の風合いを表現した柄などを拡充。最新のデザイントレンドを踏まえた新柄を含め、計501点のラインアップで全国展開を開始した。
新たに発刊するカタログには、和紙調や金箔、銀箔といった和柄30点をはじめ、人気のある木目柄65点やモダンな抽象柄など、最新のトレンドを踏まえたアイテム136点を追加し、全501点を収録。日本の伝統美をイメージした「ジャパンインプレッション」、現代的なアレンジの「コンテンポラリー」といったカテゴリー別に紹介している。
また、デジタルプリントによって『PAROI』にロゴなどのオリジナルデザインや、同社がラインアップしている日本の伝統文様(四季折々の草花)などを付加し、さらなる意匠性を実現できることも、カタログ内で訴求している。リンテックグループでは、商業施設やオフィス、ホテル、住宅などの室内装飾向けに拡販を図る考え。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/19号」より