リンテックはこのほど、反射による映り込みを低減する窓ガラス用低反射フィルムを、建物用ウインドーフィルム『ウインコス アーキテクチュアルフィルム』の新アイテムとして発売した。飲食店の窓ガラスや店舗のショーウインドー、美術館のショーケース向けなどに提案していく。
『ウインコス アーキテクチュアルフィルム』シリーズは、ガラス破損時に破片の飛散を低減したり、紫外線を99%以上カットするなど多彩な機能を発揮する建物用ウインドーフィルム。今回発売した『AR-2000』は、ガラス面に貼ることで反射を抑え、ガラス越しの景色や商品をより鮮明に見せる。耐候性に優れているため屋外側にも施工可能で、ガラスの両面に貼ると映り込みの原因となる可視光線の反射率を約4分の1に低減し、より高い低反射効果を発揮する。1,500㎜の広幅仕様となっており、商業施設などの大きな開口部にも対応。また、従来品と同様、ガラスの飛散防止効果や紫外線を99%以上カットする効果も備えている。
『LVIP』シリーズから新製品4アイテムを発売
また、リンテックはこのほど、各種表示ラベルを小ロットから出力・発行できる可変情報印字用ラベル素材『LVIP(エルビップ)』の新製品として、HP(ヒューレット・パッカード)社のデジタル印刷機に対応したラベル素材3アイテムと、岩崎通信機、SCREENグラフィックソリューションズ、セイコーエプソンのインクジェット印刷機に対応したラベル素材1アイテムを、『FH』シリーズとしてラインアップし、販売を開始した。
製版工程が不要で見当合わせなどのプレス準備作業も大幅に簡略化できる『FH』シリーズは、多品種小ロットでの高品質なフルカラー印刷が可能。同社では主な用途として食品、化粧品、物流・流通、医療・医薬、工業関連の表示ラベルなどを想定している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/27号」より