大日本印刷(=DNP)はこのほど、社会的責任投資(SRI)の世界的な指標である「FTSE4Good Global Index」の構成銘柄に、18年連続で選ばれた。
SRI(Socially Responsible Investment)は、財務分析に加え、企業の社会的責任(CSR)に関する取組みを評価の基準に組み込んだ投資手法として注目されている。その一つである「FTSE4Good Global」は、ロンドン証券取引所の100%出資子会社であるFTSE Russell社(英国)による株式指標で、世界の企業約2,500社の中から、ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)に関する評価基準を満たした企業を銘柄として選定している。
今回DNPは、FTSE4Good Globalの59の産業分野のうち、“Consumer Services-Media”分野において、気候変動や資源循環の項目で最高レベルの評価を得た。また、人権・労働、環境、腐敗防止などの最新動向を踏まえ、DNPが昨秋CSR調達ガイドラインの適用範囲を全海外拠点に拡大したことも高く評価された。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/3号」より