大王製紙は、色画用紙（再生色画用紙フレッシュカラー）の価格を、11月1日出荷分から引き上げる。上げ幅は10％以上。

　原燃料価格が高騰する中、同社では生産効率改善をはじめ、あらゆるコスト低減に取り組んできたが、自助努力だけでは吸収できない状況となっており、再生産と安定供給を継続するためには製品価格に転嫁せざるを得ないと判断した。

 

「ハグ～ン仕掛け絵本」を全国児童館4,000館に寄贈

　大王製紙は、6月にスタートした「ハグしてはぐくむ　ハグ～ンプロジェクト」の第2弾企画として、9月中旬から、ハグ～ン仕掛け絵本「ハグハグハグ～ン！ このこはだ～れ？」を全国の児童館（約4,000館）に寄贈している。

　「ハグしてはぐくむ　ハグ～ンプロジェクト」は、ハグを通して赤ちゃんの心の力を育成し、健やかな成長と健全な育児環境をサポートする取組み。同社のベビー用紙おむつブランド『GOO.N（グ～ン）』のオリジナルキャラクター「ハグ～ン」の名前にちなんで8月9日をハグ～ンの日に制定し、第1弾企画として「泣きやみハグ動画　ハグ～ンのハグハグソング」を公開した。今回の絵本寄贈はその第2弾。

　ハグ～ンの仕掛け絵本は、ページの一部をめくると隠れている動物が出てきたり、さまざまな動物の毛並みをイメージした素材がページに貼り付けてあったりする。ページに隠れている動物を親子で予想したり、動物の毛並みを表現した素材で赤ちゃんの手先の感覚を鍛えたりしながら、楽しく遊べる仕掛け。「ハグ～ンプロジェクト」サポーターの汐見稔幸東京大学名誉教授・白梅学園大学前学長や、仕掛け絵本の専門家の協力を得て制作した。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future９/２４号」より