レンゴーはこのほど、パッケージデザインの世界的なコンペティション「Pentawards 2018」(=ペントアワード)の食品部門で、銀賞を受賞した。
ペントアワードは、パッケージデザインに特化した世界で最も権威のあるコンペティションと言われ、2007年から毎年実施されている。今年は去る9月6日に、米国・ニューヨークで授賞式が執り行われた。レンゴーの受賞は今回で7回目。
今回受賞対象となったのは、JA全農いばらきの農産物出荷用段ボール箱のリニューアルデザイン(写真)。「笑顔になれる農業」をコンセプトに、農業産出額全国第2位の農業県としてのブランドイメージ確立を目指した。消費者も生産者も皆が笑顔になれる農業が、未来へと続いていくようにとの願いが込められた、シンプルで親しみのあるデザインとなっている。
アジア通販サミットで環境社会貢献賞を受賞
また、レンゴーはこのほど、日本、中国、韓国の通販協会が共同主催する第7回「アジア通販サミット」(アジア・ダイレクトマーケティング・ビジョン2018)で、環境社会貢献賞を受賞した。
同サミットは、日本通信販売協会、中国電子商会、韓国オンライン・ショッピング協会の3団体が、業界間の交流とノウハウを共有することを目的に開催しているもので、今年で第7回目を迎えた。毎回、テレビショッピング、インターネットショッピング、モバイルショッピング、越境EC、環境社会貢献の5分野について優れた企業、団体を顕彰している。
今回の受賞では、デルタフルートや軽量LCC原紙による段ボールの軽量化のほか、太陽光発電、バイオマス発電設備など再生可能エネルギーの積極的導入など、製品と生産プロセス両面における「より少ない資源で大きな価値を生むパッケージづくり」(“Less is more.”)が高く評価された。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/22号」より