中越パルプ工業が取り組んでいる「MEETS TAKEGAMI」の活動が、第6回グッドライフアワード(主催:環境省)で「実行委員会特別賞(環境アート&デザイン賞)を受賞した。
グッドライフアワードは、「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取組みを募集して紹介および表彰し、情報交換などを支援していくプロジェクト。
中越パルプ工業は、使われなくなった竹の有効活用に取り組むため、本来製紙原料には不向きな竹を100%原料にした『竹紙』を製造している。この『竹紙』をより多くの人に知ってもらうため、デザインチームのminnaが加わってスタートしたのが「MEETS TAKEGAMI」プロジェクト。『竹紙』を使った文具や雑貨をデザインし、商品として販売することで、人々の目にふれる機会を増やすようにしている。現在では、商品購入者以外にも広がるよう、参加型商品に注力しており、例えば『竹紙』の質感を活かした折紙『ORIGAMI』は、おりがみを楽しみながら生物多様性保全について学べるアカデミックな商品として、共感する企業や団体とともにワークショップなどの活動を行っている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/7号」より