＝岡山製紙＝
2Qは増収増益
岡山製紙は、2019年5月期の第２四半期業績（18年6～11月）を次記の通り発表した。以下、非連結、単位100万円、（ ）内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
〔第2四半期〕
売上高 5,211 （＋15.8％）
営業益 528 〈△156〉
経常益 570 〈△119〉
当期益 394 〈△86〉
〔通期予想〕
売上高 10,300 （＋13.6％）
営業益 555 〈35〉
経常益 600 （＋661.5％）
当期益 420 （＋855.4％）
ネット通販などの普及や好景気により荷動きは活発で、主要製品である段ボール原紙（中芯原紙）の販売は堅調。原料古紙価格が高騰したが、製品価格改定が浸透したことなどから増収増益となった。セグメント別の状況は次の通り。
○板紙事業…販売量が前年同期比＋2.5％となり、製品価格改定も浸透したため売上高は同＋16.0％、セグメント損益は前年同期の△1.41億円から黒字転換して5.31億円。
○美粧段ボール事業…主力の通信機器関連品が順調で売上高は前年同期比＋14.2％、セグメント損益は、前年同期の△1,500万円から改善して△200万円。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/11号」より
