日本製紙連合会はこのほど、本の装幀家・菊地信義氏の仕事を追いかけたドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』の上映試写会を開催する運びとなった。
この映画は新進気鋭の監督、広瀬奈々子氏により撮られたもので、これまで多くの本の装幀を手掛けてきた重鎮の装幀家が紙と文字を触りながら印刷・製本に至る工程を通じ、モノづくりの原点を見つめ直す作品。
昨今、出版不況と言われ、紙の書籍・雑誌の販売不振が続く状況下ではあるが、製紙連では改めて紙からつくる本の魅力をPRする一助になることを期待し、今秋の公開に先駆け試写会を開催するもの(すでに日本書籍出版協会、日本印刷産業連合会など、関係業界でも試写会を開いている)。
<開催概要>
〔日時〕9月10日(火)15時30分~
〔会場〕紙パルプ会館2階フェニックスホール(東京都中央区銀座3-9-11)
なお、当日は監督の広瀬奈々子氏が来場し挨拶を行う予定。
参加を希望する場合は、任意の用紙に[映画「つつんで、ひらいて」上映試写会参加申し込み]と記入し、会社名・所属部署・氏名を明記のうえ次記までFAXで送付する。
〔送付先〕F03-3248-4826 日本製紙連合会 総務・広報部 行
〔上映に関する問合せ先〕製紙連 総務・広報部/秋山、上村まで(電03-3248-4801)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/9号」より