ユポ・コーポレーションは、障がい者自立推進機構が開催するアートコンテスト「Paralym Art World Cup 2019～パラリンアート世界大会2019～」に、合成紙ユポ製のオリジナルスケッチブック100冊を提供した。

　パラリンアート世界大会は、世界中の障がいのある人が芸術的才能を披露するアートコンテスト。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを迎えるに当たり、「スポーツができない人、得意としない人がアートで成功体験を得られる機会を創出する」という趣旨から昨年誕生し、今年は2回目。“「舞」～喜怒哀楽～（dance/performance）”をテーマに、2月1日から募集が開始され、日本を含む世界39ヵ国と1地域から774点の作品が集まった。

　ユポ・コーポレーションは、創立50周年を機に障がいを持つアーティストへの支援活動を開始し、昨年は「50年後の夢」をテーマとしたパラリンアート展を開催した。そして今回は、パラリンアート世界大会のグランプリ作品を表紙とした、ユポ製のオリジナルスケッチブックを製作（写真）。スケッチブックは、障がい者自立推進機構を通じて受賞者に配布された。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future12/2号」より