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紙の業界ニュース

2019/12/25

決 算

=紙パの第2四半期④=
 前号に続き、紙パ関連各社の2020年3月期第2四半期決算(19年4~9月)を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
【紙流通】
■日本紙パルプ商事
〔第2四半期〕
 売上高 264,384 (+1.7%)
 営業益 5,544 (+7.4%)
 経常益 5,149 (△3.5%)
 当期益 3,348 (+13.0%)
〔通期予想〕
 売上高 560,000 (+4.6%)
 営業益 13,300 (+23.1%)
 経常益 13,000 (+20.9%)
 当期益   7,500 (+93.7%)
○国内卸売…紙・板紙販売量は自然災害や天候不良による需要減少が見られたが、販売価格の修正により売上高は前年同期比+3.8%。経常利益は、洋紙・板紙の価格修正浸透により同+14.8%。
○海外卸売…米中貿易摩擦に端を発した世界的な需要減少の影響もあり、売上高は前年同期比△0.2%。経常損益は、市況品種の価格下落による粗利の落込みに加え、為替差損やM&Aに伴う株式取得関連費用の発生により、赤字化して△277百万円(前年同期は1,519百万円)。
○製紙および加工…売上高は家庭紙製品の価格修正浸透や消費増税前の駆込み需要により、前年同期比+6.2%。経常利益は、板紙製造事業で原料古紙価格が低位安定したことや段原紙の販売堅調、家庭紙の価格修正により、同+60.4%。
○資源および環境…売上高は前年同期比△14.6%、経常損益は△28百万円(前年同期は387百万円)。
○不動産賃貸…新たに稼働した2つの新ビルの賃貸料収入が加わり、売上高は前年同期比+69.1%、経常利益は同+505.7%。
■国際紙パルプ商事
〔第2四半期〕
 売上高 187,655 (+2.2%)
 営業益 708 (△30.3%)
 経常益 869 (△18.5%)
 当期益 983 (+39.2%)
〔通期予想〕
 売上高 387,000 (+0.5%)
 営業益 2,000 (△12.3%)
 経常益 2,100 (△16.6%)
 当期益 2,200 (△11.9%)
○国内拠点紙パルプ等卸売事業…売上高は前年同期比△0.9%、営業利益は同△0.5%。紙は、輸出の不調とペーパーレス化の加速により、販売量は前年割れとなったが、価格修正により売上高は増加。板紙も、販売量は減少したが価格修正により増収。製紙原料のうち、古紙は単価の下落に加え輸出も不調で、販売量・売上高ともに減少。パルプは、国内販売の家庭紙向けが好調だったが、販売単価の大幅下落により売上高は減少。
○海外拠点紙パルプ等卸売事業…売上高は前年同期比+16.4%、営業損益は△76百万円(前年同期は1百万円)。米国、香港は販売量・売上高ともに増加。その他のアジア地域は、韓国で売上高が伸びたが、特に東南アジア地域で価格競争が激化したため、減益となった。
○不動産賃貸事業…売上高は前年同期比△0.1%、営業利益は同△4.5%。
■平和紙業
〔第2四半期〕
 売上高 9,283 (△0.3%)
 営業益  81 (△0.7%)
 経常益  134 (+8.7%)
 当期益  79 (+3.3%)
〔通期予想〕
 売上高 19,400 (+1.5%)
 営業益  260 (+2.1%)
 経常益  344 (+0.8%)
 当期益  238 (+5.4%)
○ファンシーペーパー…高級パッケージや商業印刷用途は堅調だったが、書籍装丁用途や東アジア向け輸出が減少し、売上高は前年同期比△14.3%。
○ファインボード…化粧品や食品などの高級パッケージ向けが増加。販促物や商業印刷用途も堅調に推移し、売上高は前年同期比+3.9%。
○高級印刷紙…紙製品やパッケージ用途が堅調だったが、商業印刷や書籍装丁用途が伸び悩み、売上高は前年同期比△1.0%。
○ベーシックペーパー…商業印刷物、書籍、製袋、医療・化粧品パッケージ用途や紙製品用途が堅調に推移、価格修正の影響もあり、売上高は前年同期比+9.7%。
○技術紙…耐水撥水性機能紙が低調だったが、合成紙や工業品製造用工程紙、偽造防止用紙などが増加し、売上高は前年同期比+11.3%。
○その他…売上高は前年同期比△0.8%。
 
=三菱製紙販売=
2018年度決算を発表
 三菱製紙販売(現 三菱王子紙販売)はこのほど、2018年度決算(18年4月~19年3月)を発表した。以下、単位100万円、( )内は対前年度増減率。
〔2018年度〕
 売上高 95,556 (△6.0%)
 営業益 △607
 経常益 △397
 当期益 △15
 パルプ事業の営業譲渡もあり、販売量は前年度比△10.2%で、減収となった。利益面は、前半の市況低迷の影響が大きく赤字計上。当期純損失は、株式売却による特別利益などがあったため、営業・経常損失に比べると赤字幅が小さくなっている。
○紙部門…市場が縮小する中、輸送調整金の導入や銘柄組合せの見直し、価格修正に取り組んだが、販売量は前年度比△8.9%、販売金額は同△6.3%と、いずれも減少。
○板紙部門…白板紙の販売量は前年度比△7.7%、販売金額は同△7.0%。
○パルプ部門…営業譲渡により、販売量は前年度比△51.3%、販売金額は同△57.9%。
○薬品部門…新規薬品類の拡販により、販売金額は前年度比+3.5%。
○その他…新商材の拡販と新規事業により、販売金額は前年度比+0.5%。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/23号」より
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