日本製紙が開発した差替え型容器『SPOPS』がこのほど、山陽物産のホテル向け製品シリーズ『HAJIMARI EASY+』および日本製紙総合開発の『ダケカンバボディソープ』の容器として採用され、販売を開始する。
ホテル用アメニティ商社大手、山陽物産の『HAJIMARI』シリーズは、客室備え付けのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープとして、2018年から販売を開始。今回の『SPOPS』導入は、昨今の人手不足や環境ニーズに対応するため、「詰め替え作業の軽減化」や「使い捨てプラスチック量の削減」、「詰替え作業における衛生面の配慮」などの観点から決まった。2020年2月から販売開始される。
また日本製紙総合開発は、群馬県・丸沼高原に自生するダケカンバの樹液を配合した『ダケカンバ石鹸』を以前から販売しているが、製品シリーズ拡大の一環でボディソープを企画、『ダケカンバボディソープ』を製品化した。『SPOPS』は、液体ソープなどの詰め替え時の手間を省き、使い捨てプラスチックの削減にも寄与することから、丸沼高原の自然を活かした『ダケカンバボディソープ』とコンセプトがマッチすると判断され、今回の採用となった。丸沼高原スキー場と丸沼高原オンラインショップ(https://marunumakogen.stores.jp/)で販売中。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/20号」より