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紙の業界ニュース

2020/03/16

決 算

=紙パの第3四半期③=
 前号に続き、紙パ関連各社の2020年3月期第3四半期決算(19年4~12月)を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率。
【紙流通】
■日本紙パルプ商事
〔第3四半期〕
 売上高 401,077 (△1.1%)
 営業益 9,123 (+2.7%)
 経常益 8,452 (△6.2%)
 当期益 5,491 (+10.1%)
〔通期予想〕
 売上高 545,000 (+1.8%)
 営業益 10,500 (△2.8%)
 経常益 10,000 (△7.0%)
 当期益   5,500 (+42.1%)
○国内卸売…紙・板紙の販売量は減少したが、販売価格の維持により売上高は前年同期比+0.8%、経常利益は同+7.0%。
○海外卸売…米中貿易摩擦に端を発した世界的な需要減の影響もあり、売上高は前年同期比△1.9%。経常利益は、市況品種の価格下落に加え、為替差損やM&A関連費用の発生により同△96.7%。
○製紙および加工…売上高は家庭紙製品や段ボール原紙の販売価格の維持により、前年同期比+4.6%。経常利益は、原料古紙価格が低位安定したことにより同+62.1%。
○資源および環境…売上高は前年同期比△21.1%、経常利益は同△93.0%。中国での廃棄物輸入規制の継続実施により、古紙需給が緩んで国際市況が大幅に下落した。○不動産賃貸…新たに稼働した2つの新ビルの賃貸料収入が加わり、売上高は前年同期比+56.4%、経常利益は同+357.9%。
 通期予想は、2019年5月発表の前回予想を修正した。修正額(単位100万円)は売上高△15,000、営業益△2,800、経常益△3,000、当期益△2,000。海外卸売事業や資源環境事業の業績悪化により、下方修正した。期末配当は前回予想通り1株当たり55円の予定。
■国際紙パルプ商事
〔第3四半期〕
 売上高 286,443 (△0.9%)
 営業益 1,364 (△27.8%)
 経常益 1,585 (△23.1%)
 当期益 1,467 (△40.0%)
〔通期予想〕
 売上高 387,000 (+0.5%)
 営業益 2,000 (△12.3%)
 経常益 2,100 (△16.6%)
 当期益 2,200 (△11.9%)
○国内拠点紙パルプ等卸売事業…売上高は前年同期比△5.6%、営業利益は同△9.8%。紙は、販売量は前年割れだったが価格修正により売上高は増加。板紙は自然災害による飲料・青果物の減少に輸出の減少が重なり、販売量・売上高ともに減少。古紙は輸出の不調に単価下落も影響し、販売量・売上高ともに減少。パルプも販売量・売上高ともに減少。
○海外拠点紙パルプ等卸売事業…売上高は前年同期比+20.4%、営業利益は同+1,553.7%。米国、香港は販売量・売上高ともに増加。豪州はSpicers Limitedの買収効果で販売量・売上高ともに大幅増。中国・韓国も売上高が増加。
○不動産賃貸事業…売上高は前年同期比+0.6%、営業利益は同△1.0%。
■平和紙業
〔第3四半期〕
 売上高 13,960 (△2.1%)
 営業益  99 (△35.8%)
 経常益  184 (△18.8%)
 当期益  111 (△25.0%)
〔通期予想〕
 売上高 19,400 (+1.5%)
 営業益  260 (+2.1%)
 経常益  344 (+0.8%)
 当期益  238 (+5.4%)
○ファンシーペーパー…高級パッケージや製袋用途は堅調だったが、書籍装丁用途や東アジア向け輸出が減少し、売上高は前年同期比△12.3%。
○ファインボード…化粧品や食品などの高級パッケージ向けが減少したが、販促物や商業印刷用途が堅調に推移し、売上高は前年同期比+1.2%。
○高級印刷紙…パッケージ用途が堅調だったが、紙製品や書籍装丁用途が伸び悩み、売上高は前年同期比△1.2%。
○ベーシックペーパー…商業印刷物、書籍、製袋、医療品パッケージ用途や紙製品用途が堅調に推移。価格修正の影響もあり、売上高は前年同期比+4.2%。
○技術紙…合成紙や耐水撥水性機能紙が低調だったが、工業品製造用工程紙、偽造防止用紙などが増加し、売上高は前年同期比+2.7%。
○その他…売上高は前年同期比△3.6%。
■共同紙販ホールディングス
〔第3四半期〕
 売上高 11,935 (+5.7%)
 営業益 103 (+202.5%)
 経常益 126 (+113.7%)
 当期益 70 (△36.9%)
〔通期予想〕
 売上高 16,000 (+3.5%)
 営業益 120 (+9.2%)
 経常益 150 (+11.1%)
 当期益 100 (△37.6%)
 顧客ニーズにきめ細かく対応する営業活動を展開し、国内販売シェア確保と適正価格販売の堅持に取り組んだ結果、売上高は改善したものの、販売量は主力の印刷用紙が前年同期を下回った。利益面では、売上増に伴う売上総利益の増加により、営業益、経常益が増益となったが、当期益は、税効果会計における法人税等調整額が前年に比べて7,500万円増加したことにより減益となった。セグメント別売上高は、洋紙卸売事業が前年同期比+5.7%、物流事業が同+2.1%、不動産賃貸事業が同△0.4%。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/16号」より
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