大王製紙はこのほど、経済産業省と日本健康会議が進める「健康経営優良法人（大規模法人部門）～ホワイト500～」に3年連続で認定された。

　健康経営優良法人（大規模法人部門）認定は、地域の健康課題に即した取組みや日本健康会議が進める健康増進の取組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業を顕彰する制度。大王製紙は2014年12月に「大王製紙グループ健康宣言」を掲げ、大王製紙健康保険組合、大王製紙労働組合と連携して、快適な職場環境の形成、生活習慣の改善、メンタルヘルスケアの充実、禁煙の推進などの健康増進活動に取り組んでいる。

 

地球環境大賞奨励賞を受賞

　また大王製紙は、先頃発表された「第29回地球環境大賞」（フジサンケイグループ主催）で、「プラスチック代替素材の高密度厚紙『エリプラペーパー』開発・展開」による環境への取組みが評価され、奨励賞を受賞した。『エリプラペーパー』は、紙製ナイフやマドラーの原紙として必要な剛性と、優れた生分解性を併せ持つ高密度厚紙。プラスチック代替素材として期待されている。

　同社はこれまで地球環境大賞で、1999年に環境庁長官賞（古紙利用の促進）、2006年に文部科学大臣賞（廃棄物から製紙用無機薬品再生技術確立）を受賞しており、今回は3回目。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future4/20号」より