=大王製紙=
期末配当を増配
大王製紙は、2019年5月に公表した20年3月期の配当予想を次記の通り修正した。
〔1株当たり配当金〕
2Q 期末 合計
前回予想 - 5.5円 10.5円
今回予想 - 8.5円 13.5円
実 績 5円 - -
前期実績 5円 5.5円 10.5円
期末配当は昨年と同じ5.5円を予定していたが、昨年度にホーム&パーソナルケアの主力ブランド『エリエール』が発売40周年を迎えたこと、また20年3月期の業績見通しなどを勘案し、「40周年記念配当1円+普通配当2円=計3円」の増配を決めた。これにより年間配当予想は、中間配当金5円と合わせ13.5円となる。なお21年3月期は中間配当7円、期末配当8.5円の計15.5円を予定している。
=国際紙パルプ商事=
特別損失約35億円を計上
国際紙パルプ商事はこのほど、社内基幹システムの開発中止を決めた。これに伴い2020年3月期第4四半期で、システム開発に係る固定資産の減損損失約35億円を、特別損失として計上する見込み。
同社は、社内基幹システムの老朽化に伴い新システムの開発を進めていたが、開発内容の不適合などから、現在開発中のシステムでは対応不十分との判断に至り、開発の中止を決めたもの。なお、これによる事業運営への影響はなく、配当予想の変更はない。
=特種東海製紙=
決算発表を延期
特種東海製紙は、新型コロナ対策での外出自粛の影響などから、決算業務および監査法人による監査業務に時間を要しているため、2020年3月期の決算発表を5月21日(木)に延期する。当初は5月14日(木)を予定していた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/11号」より