大王製紙は4月21日、大人用紙おむつ『アテント』シリーズの各種製品をリニューアル発売した。

■『アテントうす型さらさらパンツ長時間ロング丈プラス』…『アテントすきまモレ安心うす型パンツ』のリニューアル製品。薄型パンツで最もモレにくい商品にするため、モレ発生リスクの高い脚まわりの長さと糸ゴムの配置ですきまを軽減。吸収回数を従来の2回から4回に増やしつつ、薄さにこだわった品質に改善した。おしりから太ももまでをぴったり包む約8.5㎝のロング丈が、脚まわりのすきまを減らしてモレのリスクを軽減する。

■『アテント下着爽快プラスうす型パンツ安心の3回吸収』…『アテントうす型パンツ下着安心プラス』のリニューアル製品。独自のプレミアム伸び・ワザ素材で「布下着のような目立たなさ」と「下着のようなはき心地」を追求しながら、紙パンツの薄さはそのままに、吸水回数を2回から3回へ改良した。洋服の上からでも目立たない、従来の「すっきりシルエット」に加え、“ウエストすっきりカット”でズボンからはみだしにくい形状にリニューアルした。

■『アテントうす型さらさらパンツ通気性プラス』…『アテントうす型さらさらパンツ』をリニューアルし、通気性を約20％アップさせた。新全面通気性シートを採用し、紙パンツとパッドを併用してもムレにくくなるようにしている。

　なお、以上3点のパンツタイプ紙おむつについては、サイズ選びを迷わないよう、表記を単一表記に変更した。これまでの「M～L」（ウエスト60～95㎝）は「M」に、「L～LL」（同80～125㎝）は「L」となっている。ウエスト適用範囲は従来通り。

■『アテントコットン100％自然素材パッド』…軽失禁用パッドのリニューアル。天然素材コットン100％の表面シートを2層構造に改良し、コットン層の下に液戻りブロック層を新たに配置することで、逆戻りを大幅に軽減し、さらさら感をアップさせた。パッケージもリニューアルし、尿失禁製品のイメージを和らげ、周りの目を気にせず手に取りやすいパッケージにした。

 

生理用品の新製品を発売

　また大王製紙では、10代後半から20代前半の若年層をターゲットにした、スリムタイプの生理用ナプキン『elis（エリス）コンパクトガード』シリーズに、「多い昼～ふつうの日用20.5㎝羽なし」（32枚）と「特に多い夜用36㎝羽つき」（12枚）の2種を追加ラインアップし、4月から全国販売している。スリムナプキン市場で伸長している「羽なしタイプ」と「夜用タイプ」の品揃えを強化したもの。

　さらに、生理用ナプキン『elis（エリス）Megami素肌のきもち』の製品名を『elis（エリス）素肌のきもち』に変更し、パッケージデザインも刷新した。併せて、ニーズの高い「25cm（安心昼用）羽つき」を、ふんわりタイプと超スリムタイプに追加ラインアップした。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future5/11号」より