レンゴーはこのほど、国連環境計画金融イニシアティブ(=UNEP FI)が提唱したポジティブ・インパクト金融原則に即した「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(資金使途を特定しない事業会社向け融資タイプ)」のシンジケートローン契約を、組成金額50億円で三井住友信託銀行と締結した。
ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクトを包括的に分析・評価し、当該活動の継続的な支援を目的とした融資。企業によるSDGs達成への貢献度合いを評価指標として活用し、情報開示することが最大の特徴となっている。レンゴーは、「省資源・省エネ」、「地球温暖化対策」、「次世代技術・製品の開発」の3テーマから成る“Less is more.”を掲げ、事業活動を通じてSDGs達成に取り組んでいることが評価され、今回の融資契約となった。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/19号」より