抗ウイルス製品へのニーズが増す中、リンテックは、フィルムの表面に抗ウイルス加工を施した特殊粘着フィルムを発売した。
フィルム表面に付着した特定ウイルスを減少させる加工を施した特殊粘着フィルムで、試験結果では24時間で99%以上の減少効果が確認された。製品ラインアップは、人の手が触れやすい箇所に直接貼る厚手の再剥離タイプのほか、薄手の強粘着タイプも揃えた。
再剥離タイプはフィルム厚140μmで、手すりやテーブル、ドアノブなどさまざまな場所に施工が可能。再剥離できる粘着剤を採用しているため、使用後はきれいに剥がせる。フィルム厚80μmの強粘着タイプは、グロス調とマット調があり、屋内のポスターや看板の表面に貼るのに適している。いずれも抗菌製品技術協議会の「抗ウイルス加工SIAAマーク」の安全性基準である、特定ウイルスを減少させるという条件に適合している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/25号」より