王子ネピアは、学研ホールディングスのグループ会社である学研教育みらいおよび日本紙パルプ商事(=JP)と協業し、保育園と保護者の負担軽減を目指して、「おむつお届け定額サービス」を4月からスタートさせる。
保育園では通常、おむつの不足や補充の連絡を保護者一人ひとりに行っており、保護者は連絡を受けて保育園におむつを持参する。このため保護者には、「急に買いにいかなければならない」、「予定外の大荷物になる」などの負担がかかり、また、おむつに記名している保育園では、名前を書く手間が負担となっている。
「おむつお届け定額サービス」は、保護者からの申込みを受け、定額料金で保育園へ紙おむつとおしりふきを配送するサービス。これにより保護者と保育園の負担を軽減できる。全国の幼稚園・こども園・保育園とネットワークを持つ学研教育みらいと、紙おむつメーカーの王子ネピアがタッグを組んで乳幼児向け紙おむつを保育園に届け、さらにJPと協力することで、おしりふきもセットで届ける。料金は、紙おむつ代、おしりふき代、配送サービス料を合わせて月額2,980円(税別)。一部地域で先行開始し、4月からの本格運用を目指す。提供するのは紙おむつ『ネピアWhitoシリーズ』と『ふんわり心地よい赤ちゃんのおしりふき』。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/1号」より