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紙の業界ニュース

2021/03/24

決 算

=12月決算企業の通期業績=
 紙パ関連12月決算企業の2020年12月期(20年1~12月)決算を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、%表記は対前年比、〈 〉内は前年度の実績値。
■コクヨ
〔2020年12月期〕
 売上高 300,644 (△6.1%)
 営業益 14,807 (△11.6%)
 経常益 14,173 (△22.1%)
 当期益 8,297 (△45.8%)
〔2021年12月期予想〕
 売上高 311,000 (+3.4%)
 営業益 15,200 (+2.7%)
 経常益 16,000 (+12.9%)
 当期益 11,800 (+42.2%)
 全ドメインで売上げが減少し、売上総利益は△5.7%となったが、高利益率商品の拡販や一部製品の値上げにより、売上総利益率は0.1ポイント向上し35.7%となった。販管費は経費削減により△4.7%、売上高販管費率は30.8%となった。経常益は、持分法適用関連会社のぺんてるで繰延税金資産の全額取り崩しを受けて、持分法による投資損失を計上したことなどにより、営業益より減少幅が大きくなった。当期益は、前年同期に投資有価証券売却益を計上していた反動などにより、大幅減となった。
○空間価値ドメイン(オフィス家具など)…売上高△4.8%、営業利益△9.8%。経済正常化の動きから、需要回復の兆しも見え始めている。アクタスは、インテリア需要増加により直営店が好調。
○ビジネスサプライドメイン(オフィス用品通販のカウネット、B to Bサプライ)…売上高△4.2%、営業利益+7.9%。カウネット事業は、EC化を推進したほか衛生用品の拡販により、需要が戻りつつある。
○グローバルステーショナリードメイン(国内・海外文具)…売上高△12.6%、営業利益△20.1%。国内事業は特にB to C市場でのシェア拡大を図った。海外事業は、中国では文具が好調に推移し収益を伸ばした。インドの需要回復には一定の時間がかかる見通し。
○その他…売上高△4.5%、営業利益△61.2%。
■ザ・パック
〔2020年12月期〕
 売上高 78,445 (△17.9%)
 営業益 3,275 (△52.2%)
 経常益 3,606 (△49.9%)
 当期益 2,392 (△49.1%)
〔2021年12月期予想〕
 売上高 81,000 (+3.3%)
 営業益 3,800 (+16.0%)
 経常益 4,000 (+10.9%)
 当期益 2,700 (+12.9%)
○紙加工品事業…売上高△14.9%、営業利益△40.7%。紙袋は新型コロナの影響で売上高は△26.6%。紙器は食品パッケージやEC市場向けは堅調だったが、国内専門店向けが減少し、売上高は△6.1%。段ボール売上高は、EC市場向けが堅調で+1.1%、印刷売上高は△7.3%。
○化成品事業…売上高△31.4%、営業利益△50.9%。紙おむつ用製品や国内専門店向けの販売が減少したほか、レジ袋有料化が影響した。
○その他…売上高は△12.3%、営業利益は△49.8%。
 2021年12月期については、景気回復のペースは緩やかなものにとどまると考えられる一方、外出自粛でeコマース消費は今後も増加が見込まれ関連商材は堅調に推移すると見込んだ。
■ダイナパック
〔2020年12月期〕
 売上高 52,277 (△5.6%)
 営業益 725 (+105.0%)
 経常益 1,064 (+27.5%)
 当期益 933 (+67.1%)
〔2021年12月期予想〕
 売上高 54,000 (3.3%)
 営業益 900 (+24.1%)
 経常益 1,200 (△12.7%)
 当期益 900 (△3.6%)
 段ボールケースの国内販売量は、加工食品向けは一部の巣ごもり需要もあり比較的堅調に推移したものの、電機機械や住宅設備などの工業製品向けを中心に景気後退の影響を受け、青果物向けも天候不順により需要減となった。段ボールシートも工業製品向けの減少が響いた。この結果、段ボール全体の国内販売量は△6.6%。収益面は、販売量減少の影響は受けたものの、前年に実施した製品価格改定と顧客ポートフォリオの見直し効果やコスト低減によりプラスとなった。海外事業は、年度前半はサプライチェーンの寸断やロックダウンの影響を受けたが、後半は比較的堅調に推移し、一定の利益を確保できた。
 セグメント別の業績は、包装材関連事業は売上高△6.3%、セグメント利益+131.6%、不動産賃貸事業は売上高+1.1%、セグメント利益+1.1%。
■古林紙工
〔2020年12月期〕
 売上高 16,800 (△6.5%)
 営業益 566 (△31.9%)
 経常益 596 (△29.4%)
 当期益 12 (△97.9%)
〔2021年12月期予想〕
 売上高 16,200 (△3.6%)
 営業益 300 (△47.0%)
 経常益 400 (△32.9%)
 当期益 250 (約21倍)
 決算日を3月から12月に変更したため、2020年12月期の前期比は、同一期間となるよう組み替えた前期業績との比較を表示している。
 最終益の大幅減は、古林紙工(上海)有限公司の、乳製品市場へのカートン製造販売事業停止に伴う特別損失552百万円を計上したことによる。
○日本…売上高△5.4%、セグメント利益△35.2%。受注内容で増減はあるものの全体として減収減益。
○中国…売上高△5.7%、セグメント利益+81.6%。古林紙工(上海)有限公司の事業停止による売上高減少の影響が大きかったものの、その他の子会社はコロナ禍にあっても売上高は増加。利益は、中国政府の新型コロナ対策としての社会保険料減免もあり大幅増益。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/22号」より
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