三菱製紙は、不妊治療で卵子・胚を凍結する際に使用されるガラス化凍結保存用デバイス『Diamour(ディアムール)』の閉鎖型タイプ『Diamour-cs』を販売開始した。
『Diamour』は、ガラス化液の液量を自動調整し、最適な液量で胚をガラス化保存できるデバイス。すでに販売している開放型の『Diamour-op』に続き、今回は凍結保存時の感染リスクを低減できる閉鎖型を発売した。キャップをするだけのシンプルな開放型に近い手順で、冷却媒体(液体窒素)との接触を防ぐ閉鎖型システムを達成できる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/5号」より