紙の博物館(東京・王子)では、3月16日(火)~ 8月29日(日)の会期で、企画展「くらしを支える紙製品 ~紙にできること~」を開催中。
紙需要の減少が続く中、コロナ禍で印刷・情報用紙を中心としたペーパーレス化に拍車がかかる一方、トイレットペーパーやティシュの買い占め騒動が起きるなど、生活必需品である紙製品の重要性が改めて認識された。また、世界的な脱プラスチックの流れの中で、紙素材への期待も高まっている。同展では、身の回りの紙製品を紹介するとともに、製紙から派生した新素材セルロースナノファイバーの採用事例なども紹介し、紙という素材の特性、汎用性、奥深さ、可能性などを掘り下げる。
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/3号」より