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紙の業界ニュース

2021/05/12

決 算

=5月決算企業の3Q業績=
 岡山製紙と小津産業が、2021年5月期の第3四半期業績(20年6月~21年2月)を発表した。以下、単位100万円、%表記は対前年同期比。
■岡山製紙(非連結)
〔第3四半期〕
 売上高 6,849 (△7.8%)
 営業益 561 (△45.1%)
 経常益 613 (△42.9%)
 当期益 414 (△44.1%)
〔通期予想〕
 売上高 9,800 (△2.3 %)
 営業益 650 (△51.9%)
 経常益 700 (△50.3%)
 当期益 490 (△49.6%)
 新型コロナの影響で需要が減退し、板紙売上高は△8.8%となった。美粧段ボール事業は、土産物、贈答品などの需要が減少し多くの得意先で売上が減少した一方、青果物と通販用ケースが堅調で、ほぼ前年並みの売上高を確保できた。全体では、板紙の売上減が影響して減収となった。利益面は、原料古紙と主燃料LNGの価格は安定しているが、減収の影響で減益。セグメント別の状況は次の通り。
○板紙事業…中芯原紙および養生・貼合用途向け紙管原紙の販売減により、売上高は△8.8%、セグメント利益は△45.1%。
○美粧段ボール事業…コロナ禍で多くの得意先で売上が減少する中、青果物、通販用ケースが堅調に推移し、売上高は△0.4%と微減にとどまり、セグメント損益は前年同期(△28百万円)より赤字幅が縮まって△16百万円となった。
 通期予想は20年7月発表の前回予想から変更なし。
■小津産業(連結)
〔第3四半期〕
 売上高 29,960 (+0.3%)
 営業益 734 (+103.2%)
 経常益 797 (+90.4%)
 当期益 528 (+18.0%)
〔通期予想〕
 売上高 33,600 (△17.9%)
 営業益 820 (+62.1%)
 経常益 890 (+55.7%)
 当期益 640 (+12.2%)
○不織布事業…エレクトロニクス分野の売上高と利益は横ばい。メディカル分野は、感染症対策の衛生材料が好調に推移し増収増益。コスメティック分野は、売上高は増加したが利益は減少。グループ各社の状況は、小津(上海)貿易有限公司は売上高、利益ともに横ばい、ディプロは増収増益、日本プラントシーダーは減収減益。これらの結果、事業全体の売上高は+5.5%、セグメント利益は+26.1%。
○家庭紙・日用雑貨事業…マスクや除菌製品の需要が増加したが、得意先の商流変更の影響を受け、売上高は△2.2%、セグメント損益は前年同期の赤字(△45百万円)から黒字転換して225百万円。
○その他の事業(除菌関連、不動産賃貸)…売上高は△14.5%、セグメント利益は+7.8%。
 通期予想は、1月に発表した業績予想を上方修正した。修正額(単位100万円)は、売上高+400、営業益+100、経常益+120、当期益+120。エレクトロニクス分野で国内外とも情報通信分野・製薬・車載用電子部品向け販売が堅調なことに加え、販管費も低下しているため上方修正した。
 
 
=王子ホールディングス=業績予想を上方修正
 王子ホールディングスは、2月に公表した2021年3月期の通期業績予想(連結)を次記の通り修正した。以下、単位100万円、前期は実績値。
前回 今回 前期
売上高 1,350,000 1,507,607
営業益 70,000 84,000 106,125
経常益 60,000 82,000 101,289
当期益 35,000 48,000 58,181
 21年3月期業績予想は、昨秋に下方修正したが、国内および東南アジアのパッケージング事業が想定より上振れしたことやコストダウン強化により、営業利益が前回予想を上回る見通し。また為替差益の発生などにより、経常利益と当期純利益も増益となる見通し。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/10号」より
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