丸住製紙は、2023年3月の完成を目指し、大江工場に衛生用紙の抄紙機と加工設備を新設する。投資額は約90億円。自社製パルプで高品質なペーパータオルなどを製造し、衛生用紙製品のラインアップ拡充を図る。
同社は、衛生用紙事業拡大のため、設備の増設を進めている。大江工場では今年9月にもペーパータオルの加工設備1台が完成する予定で、今回の新設と合わせると、フル稼働時には年間約4万tの生産を見込んでいる。
【新規設備の概要】▽所在地:大江工場(愛媛県四国中央市)▽設備内容:抄紙機、加工設備▽生産品種:ペーパータオルなどの衛生用紙▽生産能力:年間約26,000t
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/28号」より