大王製紙はこのほど、「もっといいパンツプロジェクト」を発足した。「かくさないパッケージをつくろう」を第1弾テーマに、ユーザーの声を聞きながら『アテント』の新しいパッケージを開発し、発売を目指す。
「介護の社会化」に取り組む『アテント』は、昨年から大人用紙おむつの呼称を“おむつ”から“パンツ”に変えて「かくさないパンツ」を提唱し、「#常識をはきかえよう」と呼びかけてユーザーの声を集めている。今回のプロジェクトは、その中で生まれた声をもとに立ち上げた。
プロジェクト始動に当たっては、メンバーとして専門家のほか、アテントが運営する介護コミュニティサイト「けあのわ」(https://care-wa.elleair.jp/)でもメンバーを募集した。すでにメンバーによる第1回オンライン座談会も開催し、紙パンツのパッケージについて意見交換を始めている。プロジェクトでは今後も意見交換していく予定で、同時にTwitter「#かくさないPKG」でも広く意見を募り、集まった声をヒントに新しいパッケージデザインを作成していく。デザイン案ができあがったら再度、プロジェクトメンバーの意見を聞いたり、Twitterアンケートを実施しながら、新パッケージを決定する。
なおプロジェクトの動向は、次記キャンペーンサイトおよびTwitterで、随時情報発信していく。
◎キャンペーンサイトhttps://www.elleair.jp/attento/talk/new-package/
◎Twitterアカウント:https://twitter.com/attento_elleair
『アテント』取扱い店舗の検索システムを開始
また大王製紙は、エリエールの公式ウェブサイトで、『アテント』を取り扱うパートナー店舗の検索サービスを開始した。
同社相談室に寄せられる問合せの多くが、大人用紙パンツの取扱い店舗であることから、同サービスを始めたもの。同社の調査によれば、大人用紙パンツ購入者の81%が、“実際に見て買える”店頭購入を希望している。地域共生社会の理念のもと、介護の社会化を目指してさまざまな取組みを展開する『アテント』だが、今回は“身近なお店探し”をサポートするサービスを開始した。
このサービスは、Google mapをベースにした地図サービスで、スマートフォン、パソコンからwebサイト(https://store.elleair.jp/)にアクセスし、①欲しい商品を選択して、②購入予定地域(住所、駅名など)を入力するか、利用者の位置情報から自動的に周辺の店舗が表示される。またはじめての人には、簡単な質問に答えるだけで推奨商品を閲覧できるほか、キーワード検索やタイプ別一覧からも商品を選べるようになっている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/5号」より