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紙の業界ニュース

2021/08/11

決 算

=2021年5月期決算=
 岡山製紙と小津産業は、2021年5月期決算(20年6月~21年5月)を発表した。以下、単位100万円、%表記は対前期比。
■岡山製紙(非連結)
〔21年5月期〕
 売上高 9,401 (△6.3%)
 営業益 824 (△39.0%)
 経常益 890 (△36.8%)
 当期益 616 (△36.6%)
〔22年5月期予想〕
 売上高 9,800 (+4.2 %)
 営業益 570 (△30.9%)
 経常益 620 (△30.4%)
 当期益 434 (△29.6%)
 コロナ禍で国内の産業全般が停滞し、それに伴って段ボール原紙を中心とした板紙の需要が落ち込む中、主要製品である段ボール原紙(中芯原紙)の国内販売量が大きく減少したことから、生産効率を維持するため輸出量を増やし、売上、利益の確保に努めた。また、主な燃料であるLNGは安定した価格で調達できた。セグメント別の状況は次の通り。
○板紙事業…中芯原紙の輸出増加の効果もあり販売量は微減にとどまったものの、輸出原紙の数量を増やしたことにより、売上高△7.0%、セグメント利益△39.1%。
○美粧段ボール事業…一部の通信販売向け製品が堅調だったものの、主力の通信機器関連品が低調で売上高は△1.2%。セグメント損益は前期(△43百万円)より赤字幅が縮まって△24百万円となった。
 2022年5月期については、経済活動は緩やかに回復すると考えられるものの、原料古紙の国内需給がタイトになりつつあり、購入価格上昇の可能性があることに加え、LNGの価格も上昇傾向にあるため、厳しい経営環境となる見通し。
■小津産業(連結)
〔21年5月期〕
 売上高 33,922 (△17.1%)
 営業益 868 (+71.8%)
 経常益 950 (+66.3%)
 当期益 724 (+26.9%)
〔22年5月期予想〕
 売上高 15,000 (△55.8%)
 営業益 700 (△19.4%)
 経常益 750 (△21.1%)
 当期益 600 (△17.1%)
○不織布事業…売上高+6.4%、セグメント利益+39.6%。エレクトロニクス分野の売上高は微減、利益は増加した。メディカル分野は、衛生材料が好調に推移したものの、コロナ禍で前4Qの販売が急増していたため、前年に比べて売上高は横ばい、利益面は増加した。コスメティック分野は、売上高は増加したが利益は減少。グループ各社の状況は、小津(上海)貿易有限公司とディプロは増収増益、日本プラントシーダーは減収減益。
○家庭紙・日用雑貨事業…売上高△28.9%、セグメント利益+352.7%。同事業を担うアズフィットでは、マスクや除菌製品の需要が増加した。また、アズフィットの株式の80%をセンコーグループホールディングスに売却したことに伴い、連結業績はアズフィットの3Qまでの実績を反映している。
○その他の事業(除菌関連、不動産賃貸)…売上高+20.9%、セグメント利益+47.4%。
 2022年5月期については、不織布事業では通信事業分野や車載用電子部品などへの積極営業を展開し、また、引き続き需要が見込める衛生材料の販売も推進する。
 
=日本製紙=
特別利益50億円を計上
 日本製紙は、保有する投資有価証券のうち3銘柄を売却した。売却益50億円は2022年3月期第1四半期で特別利益として計上する。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/9号」より
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