王子グループは、昨秋販売を開始した紙製パッケージ素材『SILBIO BARRIER』(シルビオバリア)に加え、『SILBIOシリーズ』の新製品として、王子エフテックスから3製品を発売した。新製品の特徴は次の通り。
①『SILBIO ALBA』 (シルビオ アルヴァ)…紙にアルミ蒸着し、酸素バリア性・防湿性・遮光性・ヒートシール性を付与。緑茶や抹茶、油分の多い菓子などの包材に適している。
②『SILBIO CLEAR』 (シルビオ クリア)…バリア性・ヒートシール性に加えて、透明で中身が見える機能を付与。中身を見せたい菓子、石鹸などを用途として想定。
③『SILBIO EZ SEAL』(シルビオ イージー シール)…ヒートシール性に特化した包材で、シーラントが不要。菓子の2次包装、配送用パッケージなどを想定。
SILBIO シリーズは紙素材を51%以上使用しているため、紙マークの付与が可能で、今回発売した3製品は、プラスチック包装の代替として紙製品へのニーズが高まる中、『SILBIO BARRIER』では難しかった領域の軽包装用途をカバーする。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/18号」より