フィンランド製紙産業事務職労働組合(PRO)とフィンランド森林産業連合(FFIF)は2月から賃上げ交渉を継続してきた。組合側は月給80ユーロ、または最低3.5%値上げを主張、一方経営側は一律1.5%、個別1%の値上げを提案しており依然決裂状態。4月から既に一部のメーカー工場でストライキが段階的に実施されてきているが、このたび第4段階として5月16日早朝6時から組合員約2500名がスト突入する。妥結されなければ6月9日までストの予定。対象組合員は製紙メーカーUPM、メッサリート、ストラエンソ及びメインテナンス会社―EFORAの事務職社員。PROとして、事務職社員の給与システム更新を最優先課題としている。
5月13日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ