米国通商代表部(USTR)は8月21日、日本と共にアルゼンチンの輸入許可制度が国際貿易ルールに違反するとして、WTOに提訴した。EUは既に5月に提訴している。WTOの紛争解決手続きに基づく協議の対象とするのは3項目:①全ての輸入に際し事前申告を義務付ける事前輸入宣誓制度、②約600品目に上る輸入製品を対象とした非自動輸入ライセンス制度、非自動輸入ライセンス制度の対象は紙製品を含む素材から最終消費財まで幅広い製品が含まれている。非自動輸入ライセンスの発給に当たり、輸入と同額の輸出を条件に課される。③輸入業者に要求する輸出入均衡計画書の提出。 8月27日付け 通商弘報から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ