広西自治区南寧蒲廟(Pumiao)の13万㌧のバガスパルプ設備を最低価格6.9133億元(約1.1279億㌦)でオークションにかけることを発表。パルプ設
備は中国国内のパルプ及び紙板紙市場の軟化で近年多額の損失を被っており、2011年4930万元、2012年に2.219億元の赤字、本年1-8月で286万
元の赤字を発生している状態。12月までにオークションを完了し赤字補填したい考え。落札有力社は広西華剄集団で同社は南寧ベースの紙パルプメーカー。南寧に
ティッシュ2万㌧、非塗工紙3.5万㌧の能力、更に江蘇省赣州(GANZHOU)にティッシュ9.5万㌧、非塗工紙5万㌧、竹パルプ17万トンの能力を有する。南
寧糖業は広西地区の大手紙パルプメーカーで、この2年に汚染対策及び機械不調により旧式小規模設備を停止しており、本年初め南寧蒲廟(Pumiao)の5万㌧
の紙コップ原紙機及び5万㌧の非塗工紙の機械停止を発表している。蒲廟(Pumiao)工場の他に南寧に2ケ所工場、生産能力合計6万㌧(紙各種)がある。
10月23日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ