オーストラリア森林製品連合会(AFPA)は、同国アンチダンピング委員会が主導する中国製コピー用紙調査の再開、フランス製・韓国製の新聞用紙に対する調査開始を歓迎している。紙輸入に於けるこの2つの調査は、紙製品市場での公平な競争の場を確保する方向で、オーストラリアの製紙メーカーが直面している進行中の問題、つまり輸入紙の不当廉売の事実有無を明らかにしていくものである。特に中国製コピー用紙調査では、アンチダンピング委員会は既にダンピングの証拠を掴んでおり、また市場シェア拡大を目指し安い輸入紙を取り扱った多数の小売業者が市場に損害を与えている状況も指摘している。
5月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ