台湾の大手紙板紙メーカーである士林紙業が桃園地区にある同社唯一の再生板紙工場を永久に閉鎖すると決定した。同社は、過去15年にわたって板紙生産では不採算による赤字を継続してきており、これ以上株主への損失を食い止めねばならない、と語っている。同工場はマシン4台で生産能力17万5千トンの貼合板紙を生産してきた。全マシンとも小型で30年以上の老朽設備である為、新たに改造コストをかけてラインの再生を図り国内市場・海外市場を再開拓できる見込みは限定的でほとんど意味をなさないと結論付けた。
5月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ