米国の上質紙メーカーによる4月の出荷量は前年同月比で8.2%減少するも、輸入量は同18.7%の大幅増となった、と米国森林紙製品協会が報告した。輸入量は6万8千st増えて43万4千stとなり、増加分のうちインドネシアが3万1千st、ブラジルもほぼ同量を占めた。最大の輸入はカナダのDomter社からであるが、米国のカナダからの輸入量は10万2千tで、前年同月比16.2%急減しているが、依然全体の23.5%を占めている。一方、その他躍進するブラジル品が22%、インドネシア品が17%、ポルトガル品が13%、中国品が10%となっている。
6月13日付RISIから抜粋
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/23号」より