世界有数の紙生産国であるインドネシアが、近年同国に流入するコート紙と板紙がインドネシア国内産業に打撃を与えている可能性が高いとして、調査を開始する。同国の有力製紙メーカーであるPT Pabrik Kertas TjiwiKimia社とPT Pindo Deli Pulp and Paper社の2社からの告発によって6月20日付で精査に乗り出した。昨今の輸入紙増大が同2社の経営にも著しく悪影響を与えているものと主張しているとの告知文書を、インドネシア貿易セーフガード委員会は世界貿易機関(WTO)へ提出した。
6月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ