アルゼンチンの大手包材メーカーであるArgentina Grupo Zucamor社は、新たにFosber社製のコルゲーターを同社ブエノスアイレスのQuilmes工場に導入した。同社関係者によれば、新ラインはこの地域では最新鋭のコルゲーターで、年産7万トンの段ボール原紙が生産可能。現在、まだフル稼働には至っていないものの、現在同工場で稼働中でまもなく同国西部のSan Juan工場へ移管される旧ラインに取って替わる予定となっている。同社はアルゼンチンでは2番目の大手段ボール・メーカーで、市場シェアは約15%、段ボール原紙の最大年産量は約2億5千万平米。ただし、現在アルゼンチンの段ボール箱市場はやや軟調に推移しており、今年6%減少、更に来年は3%の減少が予測されている。
12月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ