ロシアの林産企業であるSiberwood社は、同国Kasnoyarsk州での新たなパルプ工場の建設に向け計画を進めていることが分かった。同社関係者によれば、同工場はNBKPを年産最大で70万トン、溶解パルプを最大で20万トン生産する規模としている。この生産拠点では、電力を自給自足し余剰電力は売電することになっており、また自社使用分の化学品も同工場内で生産するものとしている。2019年までの完成を目指している。同社ウェブサイトによれば、既にプロジェクト・パートナーの選定も完了しており、基幹設備の供給をAndritz社へ発注済みで、国際契約の仲介を中国のCAMCE社に託しているとしている。
10月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ