チリ森林協会が発表した最新の統計によると、同国の1月~9月の森林製品輸出額累計は前年同期比8.2%減の約$41億となった。このうち、中国向けが$9億5千7百万と最大であるが、前年同期比では7%下回った。また、米国はチリから$6億5千6百万を輸入したが、同8.7%増であった。市場関係者によれば、今年の同国森林製品輸出額累計は、前年の2014年から約10%の落ち込みを見込んでおり、今年の海外各市場での価格軟化傾向が影響しているとみている。今年年初の時点では、同協会は各市場の市況が安定していれば、今年1年の同国輸出額累計は$60億に達するものと推測していた。
11月25日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ