ポーランドを本拠とするArctic Paper社は、スウェーデンにてコート紙年産26万5千トンを生産する同社Grycksbo工場の従業員約40人を解雇する方向で、このほど従業員代表団と労使交渉に入ったことが分かった。但し、今回の解雇措置が同工場の生産規模に波及することはないとしている。この人員削減の動きは、昨夏同社が公表した2015年~2016年利益改善プログラムの一環で、2016年同工場の固定費約1千2百万スウェーデンクローネ($140万)削減、2017年2千5百万スウェーデンクローネ削減を目論んで実施に踏み切るもの。現在、同工場の従業員は総勢390人で、そのうち374人は正社員、残りが臨時社員であるが、今回は正社員40人を解雇する計画。
1月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ