ベラルーシの紙・板紙メーカーであるSvetlogorsk社は、現在建設中である年産40万トンのパルプ新工場の完成が9月まで遅延する模様である、と同工場を管理する協会Bellesbumpromが公表した。当初2015年12月の完成予定で$8億9千2百万を投資した当プロジェクトは、書類上の複雑な問題に直面しているとされる。協会関係者によれば、今回の建築請負業者である中国のCAMCE社は、ベラルーシの国の規制に準じた書類準備を怠ったものとしており、その問題をクリアするまでは政府当局からプロジェクト完了までの承認がおりないとしている。更に、この他の問題も山積みで、例えば労働力不足が懸念されていることから工場完成までは今後困難を強いられるものと予想される。
1月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ