ベルギーを本拠とするVan Genechten Packaging社(VGP社)は、子会社であるオランダのEindhoven Packaging社・工場を閉鎖する計画であることが分かった。同社は今回の工場閉鎖に関する労使協議会を既に開始したとしている。同社代弁者によれば、工場閉鎖の決断に至った理由は、主にカートン産業界に於ける供給過剰状態と市場での競争激化によるものとしている。更に、VGP社が同工場を設立した1994年に遡って、当時より工場敷地の土壌汚染の問題が内在していたもので、前工場オーナーであったPhilips社の生産活動が化学汚染の誘因となっていた為、同自治体環境当局より今年中に建屋の撤去と汚染除去の実施を余儀なくされていた。
1月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ