ロシアのArkhangelsk Pulp and Paper Mill社が、同国Novodvinskに位置する同社工場でフラッフパルプ生産を立ち上げる可能性を探り、検討に入っていることが現地メディアから報道された。タス通信によれば、Arkhangelsk州知事は、特別税制優遇策に加え透明性の高い木材支給構想を背景に輸入品代替となるプロジェクトとして同州は支援を惜しまないと語った。事実、ロシアでは現状フラッフパルプの国内生産は行なわれていない。同社代弁者は、本件の可能性は高いと認めつつ、当該の構想はまだ計画立案の段階にあるとしており、フラッフパルプの生産は早くても2020年としている。また、生産能力に関しては現時点では想定できないとしている。
4月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ