カナダを本拠とするCatalyst Paper社は、米国メイン州に位置する同社Rumford工場12号機で生産される非塗工オフセット用紙の発表に合わせ、今週同時に同ラインの稼働を再開させたことが分かった。同社の作成した4ページにわたる顧客向けレポートの中で、12号機は50lb、60lb、70lbで白色度91のオフセット用紙を、100%バージンパルプを原料として生産するとしている。同社関係者によれば、同オフセット用紙は5月の生産分から販売が可能となるとしている。同ラインは、塗工、非塗工両方の生産が可能。同ラインは昨年9月より休転措置としていたが、それによって同社の塗工印刷・筆記用紙生産量は年産ベースで約8万8千トンの減産となっていた。
4月18日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ