ルーマニアのコンテナーボード・メーカーであるEcoPaper社は、同国Zarnestiに位置する同社工場で、抄き幅5,400㎜の新たな再生コンテナーボード・ラインのテスト稼働に入ったことが分かった。同社代弁者によれば、5月末までに商業生産に移れる見込みとしており、この新ラインで5月から年末までの間に約10万トンの生産を計画しているとしている。スタート段階では、同ラインは米坪110g~120gの中芯原紙を生産、その後80g~90gへ移行する模様。年産28万トンの生産能力を有する同ラインは、その他に茶・白テストライナー、クラフトライナー、再生中芯を米坪範囲80g~170gで生産可能としている。
4月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ