ドイツのDurenに位置する特殊紙メーカーReflex社は、当初のスケジュールを2ヶ月前倒ししてラインの生産能力引き上げを行なったことが分かった。既に改良工事の済んでいた4号機は、2015年11月以降4交代制で操業を続けてきたが、今後は新たな同時操業に於いて現在3交代制である1号機と3号機で入れ替える模様。同社CEOによれば、製紙産業の厳しい市場環境を考慮すれば、予定を前倒しして製紙ライン2機の同時稼働による生産性向上への決断は、同社にとっても異例のことであるとしている。しかしながら、これまで推し進めてきた同社のやり方は、同社自らが設定した複数の支柱を備えるといった戦略強化に大いに貢献するものであると付け加えている。
5月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ