フィンランドの板紙メーカーであるPankaboard社が、同国の同社Pankakoski工場の折りたたみ箱用板紙ライン年産6万トンの2号機の形成制御の改良を実施したことが分かった。今回の改造工事に掛かった費用は開示されていない。同社関係者によれば、今回の新たな投資によって工程上の繊維配分が再設計され、且つ平滑度と加工適性の向上について最適化されたとしている。更に、結果として印刷適性、表面のラミネーション適性、高速パッケージ・ライン上での生産性も改善したと付け加えている。同工場は、板紙ライン2機で折りたたみ箱用板紙と特殊板紙を年産11万トンの生産能力を備えた。
7月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ