オランダのParenco社2号機で、本日12時ちょうどに米坪100gの最初の広幅巻取が生産されたことが分かった。過去13ヶ月間をかけて、新聞用紙ラインであった当該2号機はテストライナー3と段ボール中芯原紙生産用に改造を施されたとしている。この最初の広幅巻取生産は、当のParenco社と改造にあたったVoith社Valmet社にとって記念すべき瞬間であったとしている。Voith社は、今回のプロジェクトの基幹部分を担い、抄き幅8,400㎜のライン改造とパルプ工程とスターチ調製工程の工事にあたり、一方Valmet社が新たな全自動ワインダーの設置にあたった。改造後の2号機は、米坪範囲70g~160gで年産38万5千トンの生産能力を有することとなる。
8月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ